けでしゅと・れんの戯れ言

現役バンドマンによるバンド運営のノウハウやテクノロジーに関すること、新しい情報の紹介ブログ兼QEDDESHETボーカルの個人ブログ

ゆうこすさんの #共感SNS がおすすめできない理由

まず最初に

アンチじゃないです、ちゃんと本も買って売り上げには貢献してます。笑

買ったからこその感想です。

別記事でも少し書いたので、ちゃんと記事に書き起こしておこうかなと。

まず、SNSの知識がほとんどない人にとってはとてもおすすめな本だと思えます。Twitter,Youtube,インスタなど主要なSNSについては大体網羅してありました。

しかし、昨今のご時世、この本を手に取る層がSNSに関して無知か?と言われたら、多分そんな人ほとんどいないですね。



ぶっちゃけると、内容が薄い。

というか、基本的なことしか書いてなくて、大体がマイクロインフルエンサーと呼ばれる人が既にTwitterやブログ等で公開しているようなことしか書いていないし、そのどれもが無料で手に入る情報(現に僕はこういったSNS系の知識にお金を支払ったことはないけそも、本書に書かれていることは全部知っていた)ばかりだった。

なので、まあ実用書ではなかったです。

そして、いくつかのプラットフォームを1冊で紹介しているので、それぞれのプラットフォームの扱い方等解説が薄い。

で、更に言うと、再現性がない。

ゆうこすさんは本書にて

最初はフォロワー2万人いたけどイベントに来たのは3人だけだった

と仰られていて、それが表紙のフォロワー数≠影響力、という論理に結びつけているのだけど(そしてそれは兼ねがね同意だけども)、まず最初から2万人という『数値』があること自体まず価値があります。

もう、持ってる武器が違う。ひのきの棒とはじゃの剣ぐらい違う。

確かに実質的に足を運んでくれる濃いファンは3人だけで、他の19997人は興味だけ持ってくれてる人、という論理は言えるけども、この「2万」という数字を最初から持っているのでは、発信しても影響力が異なります。

これを錯覚資産と言いますけども(錯覚資産についてはふろむださんの本 https://www.amazon.co.jp/dp/B07FMRDXCQ/ref=dp-kindle-redirect?_encoding=UTF8&btkr=1 がわかりやすいよ)、例えば実動員3人でフォロワー20人のアーティストが何か発信するのと、実動員3人だけどもフォロワー2万人のアーティストが言うのでは、受け取り手の深層心理的に全然異なるんですね。

よく言う「何を言うかじゃない、誰が言うかだ」って話です。

皆さん僕の言うことをあまり信用しないと思いますけど、例えば僕が言ったことをメンタリストDaigoさんが言ったらそっちは信用するってのと同じですね。

もちろん、圧倒的に努力している方なのは承知しています。

ただ、人間は悲しいながら、物事の正しさを内容ではなく錯覚資産(ここでは影響力の意)で判断します。で、その錯覚資産ないし影響力を作るのにみんな苦労しまくってるのに、最初からそれを持ってる人がそれ言っても参考にならんだろう、というのが僕の見解。

で、後半はSNSを使った仕事の採り方とかってことを述べてるんだけど、

そこまで行ける人達はみんなこんな本読まねええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええ!!!!!!!

というやつです。階段を50段くらいすっ飛ばして上ってる感じですね。

うん、なので、これは読む必要なかったな、と…大体どんな本でも買ったら最後まで読む僕が途中でギブアップしてしまいました。



まあ、買う前からある程度予期していたっちゃ予期していたので、あー、うん、やっぱりそんな感じかぁ、という感じでした。多分女性向けの本だしね。あまり男性が読むことを想定していないとも思うので、そのあたりはまあ仕方ない。

もちろんSNSの初歩的な使い方を学びたいって人には良書だと思います。が、ある程度知ってる人にとっては不要かな、というのが僕の見解。

インスタのタグの付け方とかYoutubeのサムネの作り方とか、恋愛に置き換えて説明する方法なんかは、女性が理解しやすい視点かつ独自の考えがあって面白いなと思いました。